第8話 《from ラブイズ》8

会社で休みを一ヶ月もらった。

とりあえず、母親に事情を話し、一緒に暮らしてほしいと頼んだ。

父親は私が20歳の時に亡くなり、今は母親が一人で暮らしていた。

向こうの親が原因でなった病気なので頼れないし、頼りたくもない。

それで母親に頭を下げた…

母親は私が怖いと言った。
私がハイスクールの時、直情的に母親を怒鳴ったことがあったからだった。

母親は私にとってコンプレックスであった。
当時の生活全てがコンプレックスだった。

私は母子家庭だった。

母はいつもだんまりを決め込んでいた。
母はいつも頑なに私を躾けた。
私は大きくなったある日、今までの鬱憤を晴らすように母親を罵倒したことがあった。

その事が母親のトラウマになったようだった。

もう10年近い前のことだ。

そのことを謝罪し、現状の我が家の状態を必死に説得にし、ようやく折れてくれた。

今ではアイハを可愛がってもらい、半分は育ててもらっている。

そんな形で、私にとって最重要課題であった子供の問題をなんとかクリアーし、実家に引越しをした。

そして妻は格子のついた病院に入る事となった。

from ラブイズ

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