第141話 《アイハ》15

「おはようパパ。調子はどう?」

「あ…あぁ…おはようアイハ…まずまずかな…ぅぅ…身体が痛い…」

「あー熱出たもんねー。ゆっくりしてて」

「うぅ…」

さて!起きるか!

「オハヨウブシおじいチャン!」

「おぅ」

ブシおじいチャンとメガネと新聞とお茶…

似合い過ぎ。
“日本のおじいちゃん”ってカンジだよね!

あーサンドイッチあるー♪

「食え」

「イタダキまーす!」

モグモグモグモグ
あ、パパ何か食べるかなぁ。

トコトコトコトコ
「パパ、何か食べる?」

「うぅ…簡単なものでいいよ…」

うむ。
お粥だな。

トコトコトコトコ
「ブシおじいチャン、パパたべるモノ」

「おぅ」

あ、レトルトのお粥あるー!
ブシおじいチャン優しいナァ…

よしよし。
あたためーの…

出来た!

トコトコトコトコ
「パパ出来たよー。食べー」

「うぅ…」

仕方ない。食べさせてあげるか。

「はいあーん」

「んあぁ…」

パパ弱ってるなー。
まだダメだなー。

こうやって見るとパパ普通だよなー。

何が悪かったのかなぁ?

あー!
そういえば博士のおじいちゃんにメールしてない!
後でしとくか。

今日はー
買い物してー
洗濯してー

なんだか奥さんみたいだなー。

ママから料理とか洗濯とか教わっといて良かったー。

パパの面倒見れてるよママ。

てかパパ治ったらほんとにこのままいるのかなぁ?

私もどうしよう?

ま!
考えても仕方ないっか!

まずはパパを元気にしよう!

「もう…いい…」

「え?パパまだ半分も食べてないよ?」

「寝る…」

「うん。パパ、ゆっくりでいいからね」

「ありがとうアイハ」

「いえいえーじゃあブシおじいちゃんと買い物に行ってくるねー♪」

「はい…」

弱々だな。

まだ9:00か…

トコトコトコトコ
「ブシおじいチャン」

「おぅ」

「カイモノいきたい」

「おぅ」

ブシおじいちゃんは颯爽とドカジャンを着込むと車のキーを手に取った。

「まだ9じダヨ?」

「開いてる」

はっやー!
日本人働き過ぎ!!

でも便利だなぁ。
よし。

準備して行くか!

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