第143話 《from アイハ》1

『from アイハ』

『ママ
さっきは電話でごめんなさい。

ママの気持ちも考えないで…

私の言いたいことばっかり言っちゃった。

でもね、ママ
私は聞いて欲しい。

ブシおじいちゃんはママの言うような人じゃないと思う。

それは私とママはブシおじいちゃんの関わった年月が違うのはわかる。

そして、ママの言う通り娘と孫の接し方が違うのかも知れない。

でもブシおじいちゃんも変わったのかも知れないよ?

私はもともと優しい人なんだろうなって思う。

ブシおじいちゃんは確かにあまりしゃべらないけど、なんだか私達のことをたくさん考えてくれていると思うよ。

ねぇママ。

こっちで一緒に暮らすこと、考えて欲しい。

とりあえずはパパが早く良くなるように看病します。

今日ね、ママから教えてもらった肉じゃが作ったんだ。

ブシおじいちゃんは何も言わなかったけどなんだか嬉しそうだったよ。

パパは少し食べてまた寝ていました。

落ち着いたらパパとも話し合うね。

あと博士のおじいちゃんに電話したら、今は体力を回復させる時期だから、ひょっとしたら時間が掛かるかも知れないって。
出来れば日本でもいいからゆっくりさせた方がいいみたい。
博士のおじいちゃんにも聞いてみて!

じゃあママ
またメールします。

愛してるよママ
おやすみなさい。』

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